甲斐大学予備校校長長田　正樹

（元甲府東高校校長、元山梨県教育員会高校教育課課長）

泣き、笑い、歓び、悲しみ、悩みまでも共有しながら着実に。
甲斐大学予備校は受験生に勇気と元気と学力をつける予備校でありたい。

　数年前、甲府東高校の校長を退職した際に、第二の人生は、困っている生徒たちのためにとの思いで甲斐大学予備校の校長を引き受けることにしました。学校で様々なことを経験してきましたが、この予備校では、今までに思いもしなかった一面に接することができました。その一つは、生徒たちの教育を塾や予備校も担っているのだということです。学校を離れた場で、生徒たちはこんなふうに生き生きと育っているのだと実感しました。
　生徒たちが、夢に向かって挑戦している姿は、とても美しく感動的です。彼らの一年間の成長は、38年間の高校教師としての経験からは想像できないものでした。その陰には、一人ひとりの心のケアや教科指導など、スタッフのきめ細かなサポートがあってのことだと思います。
　高く険しい山を登るには、優秀なガイドが必要です。頂への道は一つではなく、登る人の体力や健康状況に応じて選ばれるはずです。学ぶことも同様に、一人ひとりの今の学力の状況に応じて、きめ細かく進めなければなりません。私も今まで高校現場で培ってきたことをもとに、スタッフと共に全力で指導しています。
　学ぶことは、未来を拓くことだと私は思います。甲斐大学予備校は、その道を照らす灯りとなれるよう日々真摯に生徒と向き合っています。