昨日、やまなし不登校フォーラムが開催されました。
山梨不登校の子どもを持つ親たちの会
「ぶどうの会」代表の鈴木さんの講演から始まり
パネルディスカッション、個別相談会と続きました。
当日の様子についてはこちらにて公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=y8qcEZ4R24U
不登校になるとはどういうことなのか
心の傷回復の条件と信頼関係…などなど、
本当にたくさんのことを勉強させていただきました。
そして、パネラーとして登壇された櫻井愛弓さんの言葉も
私の心に深く響きました。
櫻井さんご自身も不登校の時期があり、
それを乗り越えて今は大学院で教育学を学んでいらっしゃるそうです。
櫻井さんはこんなことを話されてました。
おとなたちは子供に愛を持って寄り添い、
ゆっくりと待ってあげることが大切。
傷は必ず回復する。
でも、10年経った今でも苦しい。
ただ、当時の経験があったからこそ
今、愛や思いを感じて受け止めることができるようになった。
将来は自分も愛で子どもたちを包むようなことをしていきたいと
今、夢を抱いて生きている。
傷があってもいい。
ボロボロでもいい。
自分を認めてあげて褒めてあげて。
周りには見守ってくれる人が必ずいるはず。
必ず傷が回復する時がやってくるから。
教育に携わる者として、
子どもたちを見守る者として
もう一度、原点に返ったような気がします。
(数江)