甲斐ヨビ 数学科講師
松井先生の
『ゆかい◯爽快◎気ままなコラム』①
〜数学の勉強方法を見直すことも大切〜
ちょっと早い梅雨の時期になってきました。
いきなりですが、受験勉強は順調ですか?
『はい!』と即答できる人ばかりじゃないですよね。
『やることはやっているけど、
本当に数学のチカラがついているのか分からない…』
というヒトもいますよね。
では、どんな取り組み方をしていますか?
●とりあえずたくさん問題を解いている
●公式や解法パターンを覚える
いずれも決して間違いではありません。
でも、なかなか結果が出なかったり、
定着している実感がなかったら
勉強方法を変えてみるのもいいと思います。
例えば、自分で問題を解いているとき
①『解答解説はすぐにみない』
まずはできるだけ答えをみないで
ギリギリまで考える癖をつけるといいと思います。
すぐに答えをみると身につかなくなります。
問題に果敢に取り組みましょう。
今持っている自分の知識と解法スキルをフル活用して
解法の方針をたてて解いてみましょう。
②『思考しない数学なんてありません』
「解法の方針がたてられなかった…」
「わからなかった…」
「全くできなかった…」
それでいいのです。
その考えて取り組んだという思考過程が重要です。
わからなかったら、その分野や関連するところに戻ってみましょう。
ただ単なる復習ではなく、
ターゲットを絞ったこのフィードバック学習が大切です。
「よっしゃ、できたー」
というひとも、さらに別解がないか、
またレベルアップした問題に取り組もうという
ステップアップを意識した取り組みが大切です。
何となく問題が解けるから、
自分に自信を持って問題が解けるようにしていきましょう。
今のうちに自分の弱点を明確化して、
弱点克服のために基礎を大切に繰り返し学習しましょう。
みなさんの努力は必ず報われます。
みんな応援していますよ。
頑張りましょう!
◎松井伸容先生のご紹介◎
静岡県出身。現在は大学教員、予備校講師、映像授業講師、学習参考書著述家。甲斐大学予備校には2021年4月から出講中。