セルゲイ・ポルーニン 8/24


深沢です!

まずはお知らせです。

明日8/25(金)ですが、

山手教室は階段修理のため

終日利用できません。

ご了承ください。

 

以下は、お暇な時に

気分転換で読んで下され。

 

私、映画鑑賞が趣味で、

映画関係のニュースは

よくチェックしているのですが、

そこで、印象に残った記事を

見つけたので、共有したいと思います!

 

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英国ロイヤル・バレエ団史上

最年少の元プリンシパルで、

バレエ界きっての異端児として知られるダンサー、

セルゲイ・ポルーニンが、ドキュメンタリー

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン

世界一優雅な野獣」の公開を記念し来日。

映画は、「ヌレエフの再来」と称され

19歳で英国ロイヤル・バレエ団の

プリンシパルとなるが、わずか2年後に

突如として退団を発表。

本人や家族、関係者のインタビューなどを通し、

ポルーニンの真の姿に迫る。

 

イベントでは、東京藝術大学准教授の

箭内道彦氏が聞き手を務め、

映画や芸術について質問を投げかけた。

芸術をどう捉えるか?と尋ねられると

「美をつくり、人の心に通ずるもの。

日々の生活が完璧であったななら、

アートはいらないのと思うです。

世界には足りないものが多く、

それを補うのが芸術だと思います。

戦争やテロなど悪いことが

溢れているからこそ、

芸術は優雅で美しいものとして存在する。

芸術家は世の中を導くことが出来る存在、

政治家もクリエイティブなビジョンを持つべき。

どんな仕事であってもクリエイティブであれば、

みなアーティストだと思うのです」と持論を述べる。
若者へのアドバイスを求められると、

「勇気を持ってください。

例えば、飛行機が離陸すると

かなりの高度を持った場所で安定しなくなる。

そうなると、安定する場所まで降りようとするのが

人間の性質だと思うけれど、安定しない高さで、

高いまま必死に維持しようとする

そういうイメージを私は持つようにしています。

失敗を恐れず、そうすると

前進することが怖くなくなるのです。

そして、自分にとって心地のよい環境を探すこと。

孤独を恐れず、静けさの中に身を置くこと。

本の中にすべての答えがあるわけではありません。

自然のエネルギーに耳を傾けると、

自分しかわからない答えが

見つかることがあります」と助言する。
最後に、自身のゴールを問われると

「世界を一つにすることが

アーティストの仕事だと思うのです。

このことに気付くのに

何年もかかってしまいましたが、

地球上に人間がいて、

家族があって、愛があって、

国や文化が違っても基本的には同じこと。

国境はいらないと思います」と

穏やかな口調で語った。

 

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小さいころ、偉人伝を読め、とか

言われた人もいると思うけど、

今まさに活躍している若者の話を知るのも、

また、生きていく活力につながると思います。

大人も子供も

希望をもって前進していけるような

そんな社会になるには、

大人が、

我慢する姿勢ばかり見せるのではなく、

生きることを楽しむ姿勢を見せるのも

大事だな、と。

大人が楽しんでなきゃ、

子どもたちはみな

「大人になんかなりたくない」になってしまう。

大人も若人に負けてられませんな!

山梨の予備校は甲斐ヨビ http://www.kaiyobi.jp/